アリ地獄不動産グループと和解し、単月収支が3万円の黒字にプラス転換した。
単月収支がプラスに転換しかから、カズトは”いなほ銀行”が5物件の不動産ローンの1つか2つを借り換える、と思い込んでいた。
“いなほ”の住宅ローンを他行に借り換えようとしたとき、”いなほ”は禁じ手の借り換え妨害をした過去がある。その罪の償いを期待していた。
しかし結論から述べれば、このクソ銀行は見事にこの淡い期待を打ち砕いてくれた。
借り換え妨害の詳細はこちら
→「銀行バトル 前夜[住宅ローンの借り換え落ちた]」
副題:ローン落ちた「いなほ」死ね!!!
“いなほ”はメガバンクだが、結局はドンケツのビリである。
まさに牛後(ぎゅうご)だ!
さて時間が前後するが、いなほ銀行に交渉に行く日の朝、カズトは七條信用金庫へ預金証書の記帳に行った。
自分名義以外にも、家族名義の全ての預金証書も記帳した。
そのとき顔なじみの主任と目があったので、実はコレコレの理由で、今晩”いなほ”に借り換えの交渉にいくと説明した。
もし”いなほ”が借り換えに応じたら、七條信用金庫の家族全員の定期預金を解約して”いなほ”にうつすかもしれない、とお詫びを言った。
すると、主任がその資料をみせてもらえないかと言ってきたので、いなほに送った全資料のコピーを見せた。
主任が「もしよろしければ、借り換えを私ども七條信金でも検討させてもらえませんか」と言ってきた。
七條信金には、2000年に住宅ローン審査をして断られたことがある。
そのあと、父経由で2014年夏に七條信金が「住宅ローン借り換え」をお願いしたいと言ってきたが、審査で落とされた。
その理由は、いなほのシステムに欠陥があって、業界の延滞者ブラックリストにカズトを誤って載せたからである。2014年夏にはそのことが分からなかった。
カズトはそのことを思い出し、2年前に「住宅ローン借り換え」審査でおちたことを切り出した。
主任は、申し訳なさそうに「2年前はご期待に添えず、申し訳ございませんでした」と謝った。
カズトはそういう意味ではないと前置きして、黒幕元支店長からもらった住宅ローン引き落とし障害の説明とその1年後の信用機関の訂正資料を主任にみせた。
夕方のいなほ銀行との交渉のため、全資料をカバンにいれて持っていた。
主任は「え”~~!!」と絶叫した。
幸いなことに客はだれもいなかった。しかし全行員が主任とカズトをみた。
メガバンクの「いなほ銀行」のシステムにこんな欠陥があり、2年前に「住宅ローン借り換え」審査でカズトを落としたことが濡れ衣だったことが分かり、2重に驚いたからである。
主任はその資料を課長と副支店長に持っていった。
すると課長と副支店長も「え”~~!!」と絶叫した。すると課長と副支店長がカズトの元にやってきた。
そして2年前に「住宅ローン借り換え」審査を落としたことに対して、頭を深々と下げて謝罪した。
さらに、マンションの不動産投資ローンの借り換えについて、このときのお詫びもかねて、私たちも全力で検討させてくださいと言ってきた。
父の息子のカズトは、この信用金庫では「住宅ローン延滞者」と思われていたのだ。
その疑いが晴れた。
父のえん罪が晴れて名誉を回復したことがうれしかった。
夕方の”いなほ”との交渉は、希望的予測に反して、「借り換えはできない」とのゼロ回答だった。
→ 2016年10月31日 梅が屋敷支店で山田課長と面談
そこで翌日、七條信用金庫に電話でいなほがダメだったことを伝えた。
課長がうれしそうに、近日中にプランをお持ちすると言ってきた。
→「2016年11月 銀行の鶏口牛後/七條神提案。しかし断腸の思いで断る」 に続く
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