みずほへの抗議2018年2月12日

みずほ銀行が「勝手に私の通帳を再発行し、私の手元の通帳を使用不能にする。」と通告してきた。
さらにその後「私に所有権のある通帳を、私の承諾が無いのに勝手に郵送する」と説明があった。実施予定日は4月末。
(「5月末」に変更された2018年5月18日。みずほより訂正連絡があった)

この凶行に対し、「みずほ銀行」に厳重抗議する。

「頭取が、システム欠陥のために通帳への記帳のお願い書にサインすることがイヤだ」、とダダをコねた。
(頭取本人がダダをこねたか、行員が忖度したかは不明)

たったそれだけで「再発行ではなく、記帳でした」と説明を翻した。
なんと、みずほ銀行は「記帳」と言えば、通帳「再発行」に必要な社内のルールをすべて破ることができるというのだ。
再発行には、顧客の直筆署名の書類や、筆跡チェック、行員の複数チェックが規定されている。
しかし「記帳」と言えば、再発行に必要な手続きをスキップして、行員が勝手にバンバン通帳を作ることができるというのだ!

今回の件では「記帳」という名目で、私の承諾無く「みずほ銀行が勝手に私の通帳を再発行し、私の手元の通帳を使用不能にする」と。

みずほホームページに『<みずほ>の企業理念』と企業行動規範が掲載されている。
ここに「『<みずほ>の企業理念』を制定しています。」と記載がある。

「制定」とは、「決まりとして定め、全員が遵守すべきもの」である。

そしてそのページ末尾に以下の記載がある。
3. 法令やルールの遵守
あらゆる法令やルールを厳格に遵守します。

当然、「あらゆるルール」の中には「会社の規則」も含まれるはずである。
みずほ銀行には、通帳の再発行に関して厳密なルールが制定されている。
http://okazuto.com/?p=352
【例】
・契約者本人の直筆による紛失届けと、本人確認。
・紛失届け書類の筆跡の照合
・キャッシュカードが持参されている場合は2名以上、キャッシュカードが無い場合は3名以上の複数の行員の確認
など

にもかかわらず(頭取または行員が)「頭取が署名はイヤだ」とダダをこねただけで、全取締役と苦情相談部署が結託し、法務部全員が「忖度」し、この厳格なルールを破って勝手に顧客の通帳を「再発行」するというのである。

みずほ銀行に、法令やルールをないがしろにして、勝手に破る土壌があるからこそ、19000人ものリストラを行うほど、経営が傾いたのではないか?

そもそも、あらゆる法令を守ることなど絶対にできるはずがない。
そのためには、最低限全条文と裁判の判例を学習する必要がある。しかし、みずほの行員は「銀行法」や「個人情報保護法」の条文さえ読んだことがない。分厚い六法全書ですら、すべての法律のほんの一部である。
少しでも法律を勉強したなら、「あらゆる法令やルールを厳格に遵守するよう努力します。」と言えても「あらゆる法令やルールを厳格に遵守します。という断定は、畏れ多くて絶対できるはずがない。

できないことを堂々とホームページに掲載し、そのことを指摘しても改めないことに強い怒りを感じる。

「みずほ銀行が勝手に私の通帳を再発行すると、私の手元の通帳が使用不能になる」-頭取に1月23日付けで、このことに対し以下のことを手紙で伝えた。

電子計算機損壊等業務妨害罪,偽計業務妨害罪,器物損壊罪,電磁的記録毀棄罪,信用毀損罪、業務妨害罪などに該当する可能性がある、と。
この手紙への返事は2月12日現在も回答がない。

あらゆる法令やルールを厳格に遵守します。」と豪語していながら、法務部がお粗末でありこの程度の回答もできないようなひどい銀行である。

今回のバトルで「いなほ銀行」がひどい銀行であるという確信がますます深まった。
逆に日本のありがたさを実感した。
私のような一市民が、メガバンクと3年間もバトルができている。
2016年には、一市民の申し立てで、金融庁がきちんと調査してくれた。

世界の約200ヶ国の中で、こんなことができるのは日本を含めて少数ではないだろうか?
ひょっとすると日本だけかもしれない。

現在の日本はすばらしい法治国家である。

『日本国憲法前文・一部』
『国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、
その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。
これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。
われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。』

『日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚する。』

『われらは、国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。』

戦争や暴力の恐怖から解放され、法が治める「法治国家」こそ、人類が求めていた究極の理想の国家の姿ではないのか!?

そういえばこの銀行は、法ではなく、暴力の恐怖を手段とする、反社会勢力との取引があった。
そのとき、深く反省し、法令遵守と社内ルールを徹底したと聞いていた。

にもかかわらず、「頭取がサインするのがいやだ」とダダをコねただけで、通帳を再発行の決まりをすべて破って、「再発行ではなく、記帳です」と言って「みずほ銀行が勝手に私の通帳を再発行し、私の手元の通帳を使用不能にし、勝手に郵送する」というのだ。

みずほ銀行の全行員に「法治国家」実現のため、人類や日本国民がどれだけの犠牲を払ってきたかよく考えろ!ふざけるな!!と申し上げたい。

 

参考:漫画「キングダム」

「キングダム」 より

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「キングダム」第494話 より(注:吹き出し内のフォントサイズを修正)

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「キングダム」 より