2015年4月14日 ありえない、システム障害で「信用機関ブラックリスト」誤登録(みずほ、氏ね その6)

2015年4月14日、カズトは「いなほ銀行・梅が屋敷支店」に行った。
そして山田課長より説明があった。
『一年前、システムの欠陥で「ローンの誤延滞処理」があったが、そのときシステムが誤って、信用情報期間にブラックリストのデータを送ったことが判明』と。

なんと、2014年4月30日付の支店長の「信用情報にのらない」との文章が、ニセ文章だったのだ。

2014年夏、信用金庫の住宅ローン借り換え審査に落ちた理由もこれであった。
「信用機関ブラックリスト」に「ローン延滞」者として登録されていたからである。

普通の常識では考えられないが、「いなほ銀行」の欠陥システムが、勝手に金融信用機関ブラックリスト登録を行い、住宅ローンの借り換え妨害をしていたのである(実話)。

カズトは「またか・・」と思った。

すっかり「いなほ銀行」のシステムの欠陥に慣れていた。

通常はブラックリストへの掲載は、銀行員の承認等が必要である。なのに、旧・阿呆陀羅銀行の「いなほ銀行」欠陥システムが、暴走して勝手に登録処理を実行していたのだ。

本件については、後日4月15日に「信用機関ブラックリスト」が抹消されている証跡も提出された。×が○に更新された。

幸いにも2015年4月14日の数10分間による副支店長と山田課長の「謝罪」により、カズトのほうも恐縮し、この件は完全に封印された、はずだった。

ところが残念なことに、黒幕部長による頭取の署名妨害と、銀行ぐるみの「勝手に通帳再発行」問題によって、2018年2月にムシ返されることになった。

しかもこの事件にはもうひとつ、重要なキーワードがある。
2014年4月30日付の支店長のニセ文書の支店長名をごらんいただきたい。


「黒幕 太郎」である。
黒幕部長は2014年当時、梅が屋敷支店の支店長だった。

つまり、山田課長の直属の上司だったのだ。

そして2015年4月1日付で本店の部長に栄転した。

そのわずか2週間後にこの「信用機関ブラックリスト」問題が発覚した。
黒幕部長本人の過失ではないが、本店での部長への栄転早々、支店長時代の恥をかくことになった。

だからカズトに恨みをもち、数々の嫌がらせをしたのではないだろうか、とカズトは思っている。

山田課長に、後日の問題で「各決定の黒幕は、梅が屋敷支店の元支店長・黒幕太郎部長ではないのか?」と何度も確認した。

しかしいつも山田課長は「一人の判断ではありません。組織として複数名による決定事項」と回答してきた。

小倉和人は、今も真相を知ることができない。

いい意味では、山田課長は超マジメである。しかし、悪く言えば融通がまったくきかない。

山田課長には、「清濁相親しむ(清流すぎると魚はすめない)」ことを学んでほしかった。

銀行バトル前夜(完)

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