2016年12月18日、ＮＨＫ大河ドラマ｢真田丸｣の最終回が放映された。
このとき、長官、黒幕部長、カズトの３人ともこの番組をみていた。
そして、幸村があと一歩で家康の首をとれなかったシーンで、偶然に3人とも「いなほ銀行」に挑んだカズトのことを考えていた。
●黒幕部長
山田課長が、2016年3月25日の面談でカズトが「金融監督庁(FSA)に申し出る」と叫んでいたと報告があったが、まさか本当にFSAが動くとは思っていなかった。
忘れたころの7月に突然FSAが調査に来たときは本当に驚いた。
1.「いなほ銀行」が利息の説明を20％も間違って顧客に説明したという申し立てについては初耳だったが、本当に驚いた。
2.防犯カメラの映像開示も、まさか「個人情報保護法違反」で申し立てるなど、想像もしなかった。
いずれも「悪質性」の証拠が出なかったので、処分無しで済んだ。
しかし、以前のＦＳＡだったら「勧告」の処分くらいは出ていたかもしれん。
いなほのＦＳＡ担当者もうまくやってくれた。
本当に危なかったが、助かった。
●長官
そういえば、夏前に「いなほ銀行」に2つの行政処分を申立てた人がいたなぁ。
カズトって名前だっけ？
補正書を3回も提出してとうとう正式受理された。
普通は1回目の不備通知で断念するのに、すごい執念だった。
私が長官になって行政処分申立書を受理したのは、彼一人だけだった。
就任したばかりで”行政処分庁”と呼ばれていた汚名を返上したいという気持ちもあり、あのときは行政処分を見送ったなぁ。
でも今考えれば、2件のうち1件くらいは「勧告」の行政処分を出すことが、あの銀行のためだったかもしれない。
はたして、不処分の判断が正しかったのか？？
●カズト
家康の首（いなほ銀行の処分）まであと一歩だったはずだ。
チクショぉぉぉ！！！！！！！
その後、父の墓参りをし、墓前で父に侘びた。
銀行バトル一戦目（完）（完敗）
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