http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180206-OYT8T50088.html
元銀行員の能力を見極める方法
メガバンクの行員の多くは、「有名大学出身」「金融関連の多くの資格を保有」「数字や計算に強い」といった点をアピールするはずだ。
だが、転職を考えている現役の銀行員も、そうした人材を採ろうとする企業も、行員の自己評価をあまり過信・信用しないことだ。
銀行員の能力を見極める二つの方法がある。
一つは、「顧客の評価」だ。たとえ、営業職でなくても、顧客は行員や信金職員を厳しく見ている。取引先や顧客の評判を聞いてみれば、その行員の人物像を知る上で大いに参考になるだろう。
二つ目は、「転職後のビジョン」だ。つまり、「銀行を捨てて、何を選び取るのか」という目的意識があるか。過去の実績や経験をアピールするばかりで、転職後のビジョンを伝えられないなら採用を見送ったほうが賢明だ。学歴や職歴だけ立派な社員を増やすことになる。