10月19日夜7時にアリ地獄タワーで取締役と面談した。
取締役はひたすら低姿勢であった。
取締役だけあって、詐欺罪の刑事告訴の怖さを理解しているようである。
“いなほ”のバカ殿と違って、見事である。
取締役はカズトの主張がすべて正しいと認めた上で、それでも品川の保証家賃9000円増加は不可能な事情を説明した。
もし9000円保証家賃を実施すると、管理費などを抜いたあとの金額がマイナスになるので、システムの制約上登録ができないのだ。
そして鶴見のサブリース手数料が11.6%の件は、「賃貸」「不動産」の両社の非であることも認めた。
その上で取締役はカズトに「どうすれば和解していただけますか?」と切り出してきた。
当初、レインズで1600万円の評価額の鶴見を買値の2250万円で買いとる案もカズトの頭にあった。
しかし不動産のプロでありながら、不動産のシロートのカズトにひたすら低姿勢である態度とストレートな質問にカズトは満足した。
岡田課長の上司だから、さらなる上から目線だったら、翌日に告訴状を依頼するつもりだった。
そのための弁護士への着手金30万円を用意しての面談だった。
この対応に満足したカズトは極めて穏当な条件を提示した。
1・品川の保証家賃をシステム上限の6000円にあげる。
2・残りの4物件のサブリースをすべてペナルティーなしの終了とし、月額4000円の一般管理にきりかえる。
3・散々苦労させたアリ地獄不動産の鈴木課長に、賃貸で感謝状をつくり、全社員の前でアリ地獄の賃貸社長が手渡すこと。
刑事告訴でマスコミから叩かれたり、鶴見を2250万円で買いとることを考えれば、大変に穏当な内容である。
さすが役員、取締役はすべてその場で承諾した。
9月12日に林田からメールがきて、一カ月ちょっとでまとまった。
4年間もモメている”いなほ銀行”と大変な違いである。
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