2016年7月 行政処分の申立「①利息が20%少い虚偽説明」、金融監督庁のアホ認定で処分なし

カズトは以下の3つの出来事から、いなほ銀行の陰謀をみつけたと信じていた。
銀行ぐるみで『顧客が受け取る利息が約20%安くなる方法をわざとに説明している』というものだ。

もし”いなほ銀行”がきちんと説明していれば、顧客は利息を20%多く受け取れていた。
分割する手間をかけても20%多い方を選ぶか、それとも面倒だから1口で預けて20%少ないほうを選ぶかは、銀行が丁寧に説明して顧客に判断させるベきである。

陰謀の3つの証拠とは!

1. 1000万円を預金すると、1口で預金すれば受け取る利息は約800円だ。
しかし分割して預金すれば利息は1000円になる。
このことを、山田課長も女性課長「きちんと教育する」と約束していながら各支店で、ウソの説明を継続した。そのため1000円受け取れるのに、お客は20%も低い800円の利息となっている。
2. またインターネットバンキングで、複数の定期預金の締結を妨害するような仕組みをわざわざ装備している
3. そう、いなほ銀行は、定期預金システムの欠陥のため、定期預金が増えるとシステムがふっとぶ。

つまり、「定期預金が増えて欠陥システムがトばないよう、銀行全体として組織ぐるみで、『どのように預けても受け取る利息は同じです』と、利息が20%も低くなるほうだけのウソの説明で誘導していた」のだ。

しかし金融監督庁がいくら探しても、「組織ぐるみの不正」という証拠がみつからなかった。

つまり不正ではなく、「いなほ銀行」は本当にリアル・アホだから、小学生でもできるような受け取り利息の計算の説明が、各支店で出来なかったのである。

世界に冠たるメガバンクの全行員が「受け取り利息は税金を約20%引かれる」ということを、本当に分かってなかったのだ。
株式の売買で源泉徴収を選択すれば、利益が約20%控除されることは、誰でも知っているではないか。最近では小学生でも株を取引できる。

もういちど確認しよう
・年利0.01%では、5万円を1口で預けると5円の利息から20%の税金が※引かれ、受け取り利息は4円。
しかし利息が5円未満だと税金が引かれないので、1万円を5口で預けると受け取り利息は5円になる。
4万円の預金は受け取り利息は(税金なし)4円、5万円の預金でも税金が引かれて受け取り利息は4円。
・だから、1000万円を1口の定期預金にした場合、受取利息は約800円。
しかし、1万円を1000口または4万円を250口で預金すると受け取り利息は1000円。
小学生どころか、幼稚園児でも理解できる内容である。

そう言えば山田課長が2015年11月12日に「システム部にも確認し、結論としては小倉様の認識で間違いない」と言っていた。
その時は軽く聞き流していたが、いま考えれば、そんなことわざわざシステム部に聞かなくても、すぐに分かることではないか!?

まさか「いなほ銀行」は、こんなことも本当にシステム部に確認しないと確認ができないほどアホだったのか!?

「きちんと教育する」と約束していたのに、それも教育できないとは。
「ナントカにつける薬は無い」というが、処方箋無しなのか??
金融監督庁は、この件が銀行ぐるみの悪意の不正ではなく、本当に行員が分かってなかったことが判明し、行政処分を出せなかったのだ。
表現を変えれば「アホ認定」で処分が見送られた。

カズトはまさか、エリートと思っていたメガ・バンクの銀行員が”小学生・幼稚園”レベルの算数(さんすう)の計算もできないほどアホ揃いだった”ということは、さすがに想定できなかった。

『黒幕部長が主導し、各部が連携して銀行全体が組織ぐるみで不正をおこなっていた。
カズトがその悪の不正をあばいた!!』
という、完璧なシナリオがあっけなく破れた。
本当に、あっけなく‥‥

本当に、このアホぶりは想定外であった。

「どうしよう??」‥‥

カズトはこの集団に対して、今後どう接するべきか判断に困り、途方に暮れた。

「異なる惑星の人間と思って接したほうがいいかもしれない。」
「長期化してドロ沼化するかも‥‥」
一抹の不安がよぎった。

この予感は的中した。
このあと、2018年1月にカズトは頭取の「ハンコだけ」まで譲歩しても拒否され、さらにホールディングに仲裁をお願いしたがスルーされ、ドロ沼にハマりこのサイトを立ち上げることになる。
このとき、さすがにそこまでは想像できなかった。

※このサイトに掲載しているお話はすべてフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。
しかし、本当にこんな銀行も存在しえます。
※源泉徴収の税率はわかりやすく20%と記載していますが、正確には2037年まで20.315%です。
東北地震の復興特別所得税0.315%が加算されるためです。

2016年10月18日 申立「②カメラ映像開示請求拒否」、いなほ本気の反撃へ続く
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